今年のゴールデンウィークは、各地の高速道路で事故が相次ぎました。高速道路で事故に遭わないために、注意するべき「タイヤのパンク」についてまとめました。

 JAFがGWに高速道路に出動した理由の第1位が車のパンクです。その主な原因は、空気圧の減りだといいます。

 空気圧が低いと走行中のタイヤはどうなるのか、JAFが行った実験映像です。

 空気圧を半分にしたタイヤを機械に固定し、高速で回転させます。速度が上がるとタイヤのたわみが大きくなり、大きな穴が開いて破裂してしまいました。タイヤの摩耗が進んでいると、時速80キロ程度でもバーストする危険は十分にあるといいます。

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 空気圧を適切に保つことは、車の基本機能を維持するために最も重要なことです。長距離運転の前、できれば月1回はタイヤを点検してほしいということです。

 例えば、タイヤを指で押したり、地面との接地面が広くなっていないか、残り溝が減っていないかなど、確認することが大切です。自分で分からない場合は、ガソリンスタンドやカー用品店でも点検してもらえます。