
三重県桑名市にある江戸創業の和菓子店「安永餅本舗 柏屋」の安永餅は、地元の人から観光客まで広く愛される地域を代表する名物です。
■お伊勢参りの旅人をもてなす…江戸中期から愛される桑名名物「安永餅」

江戸中期創業の和菓子店「安永餅本舗 柏屋」は三重県の桑名駅前にあります。
【画像で見る】伊勢神宮までの街道は別名「餅街道」…三重・桑名市の老舗和菓子店がつくる“安永餅”

店の看板商品で、細長く平たい焼き餅「安永餅」(1本97円)は、地元の人から観光客まで幅広く愛される三重を代表する名物です。

柏屋の女将:
「七里の渡しから四日市の追分から伊勢街道へ入ります。そのお伊勢さんへ行く間は『餅街道』と呼ばれて…」
桑名から伊勢神宮までの街道には、「赤福餅」や「へんば餅」など、旅人をもてなす名物の餅が多かったことから、別名「餅街道」と呼ばれていたといいます。

熟練の職人が一つずつ手作業で作る柔らかいお餅は、焼き目も香ばしく食べ応え抜群です。

伊勢神宮を参拝する旅人が楽しんだ安永餅は、三重が誇る名物です。