昔は当たり前のように存在したにもかかわらず、ある日気づけばなくなっていたものや変わってしまったもの。

世の中では、「いつの間にか」変わっているものが身近に溢れています。

ヨーグルトの蓋が汚れなくなった

ヨーグルトを開けるとフタの裏にヨーグルトがついてしまう、という経験はないでしょうか。

最近はヨーグルトのフタが汚れないよう、水がつきにくい素材に進化しています。

蓮の葉っぱの表面と同じ水をはじくデコボコした素材が開発され、フタの紙に使用することでヨーグルトがつきにくくなったのです。

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ナースキャップが廃止された

昔は看護師といえばナースキャップを被るのが普通でしたが、今ではほとんどの病院で廃止されています。

介助の際に患者にぶつかる危険性があり、作業の邪魔という意見があったことで、2007年頃には国内の約8割の病院でナースキャップは廃止されたそうです。

横断歩道の線が減っている

横断歩道の線は「水たまりができてしまうから」という理由で、横線だけに変わっています。

従来のハシゴ型は、白線に囲まれた部分にできる水たまりが発生しやすいため、水はけのよいゼブラ型に変わってきています。

卓球のラケットの色がカラフルに

卓球をオシャレに見せるため、ラケットのラバーがカラフルになりました。

卓球のラケットといえば今までのラバーが黒と赤の2色が定番。ところが2021年に国際卓球連盟がラバーの色を自由化したことで、昨年の10月からさまざまな色のラケットが使用可能となりました。

ちなみに、ラケットよりも先にオシャレを意識して変わったのが卓球台。卓球台の色も緑から鮮やかな青に変更され、1991年の大会から採用されていました。

車の進化で変わったトンネルのライト

トンネル内のライトがオレンジから白へ変わってきています。

かつて車の排気ガスが多かった時代は、白いライトだと視界が遮られるため、オレンジのライトで見やすいように照らしていました。

しかし今では車の性能が上がり、排気ガスが減ったことで、白いライトでもきれいに見渡せるようになったのです。

このように私たちの身のまわりでは、気づかないうちに進化を遂げているものや改善されているもの、残念ながら減少しているものや今では見られなくなってしまったものなど、多くの変化が起こっています。

過ごしてきた日常を振り返り、身近なものに目を向けると、「いつの間にか」変わっているものを発見できるかもしれません。