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『#コールドゲーム』クランクアップ!
羽田美智子「次は石器時代? 西部劇もいいかも」
羽田美智子が主演を務める、オトナの土ドラ『#コールドゲーム』も残すところあと2回。本作は、隕石衝突の影響でマイナス45℃の氷河期に覆われた地球で、避難所として人々が逃げ込んだ学校を舞台に繰り広げられる、完全オリジナルサバイバルストーリーだ。
まだまだ大きな山場を残しているこのドラマ。「木村祥子(羽田美智子)は実の息子・裕翔(川口和空)に会えるのか?」「木村家の長男である大輝(結木滉星)に避難所第七支部の支部長・如月(中村俊介)への復讐のチャンスはあるのか?」「避難所から救出されるのはいったい誰なのか!?」と、解決していない問題はたくさんある。SNSでは、「裏の顔も出てきてハラハラする!」「どうなるか予想がつかない!」など、先の見えない展開が話題だ。
先日、避難所のセットで木村家の皆さんがクランクアップ。その翌日に祥子が幼い裕翔(森優理斗)と暮らしていた時代のシーンを撮影しオールアップを迎えた。ラストには、祥子が裕翔と引き裂かれるシーンも撮影。「泣けてきちゃった」と、最後まで気持ちを込めた迫真の演技だった。クランクアップ後、木村家としてドラマを盛り上げた羽田、結木、久間田、やす(ずん)の4人に、撮影を振り返った感想などを聞いた。
羽田美智子さんインタビュー羽田美智子「滅多に来ないような役柄で、濃い日々を送ることができました」
- お疲れ様でした。クランクアップの感想をお聞かせください。
- あっという間でしたね。いや、正直、あっという間ではなかったですが(笑)、濃い日々を送ることができました。滅多に来ないような役柄で、こんなチャンスを与えていただいて嬉しかったです。今回、脇を固めていただいた方々の中には舞台で活躍されている方も多く、そうした皆さんとご一緒できたのも刺激的で、一緒にゼロから舞台を作っているような新しい世界観を感じました。作るところから全部携わって、今日、千秋楽を迎えたような、そんな気持ちです。

- 『#コールドゲーム』は羽田さんにとってどんなドラマでしたか?
- 昨年の『隕石家族』に続き、舞台が氷河期になったので、私にとってはパート2のようなイメージがありました。『隕石家族』からスタッフは同じ、そして俳優も引き続き務められた方がいらしたので、ひとつの座組みたいで、そこもまた舞台のようだったなと思っています。
- もし続編があれば、どのような状況を演じてみたいですか?
- せっかくなので、ぜひ三部作になると嬉しいですね(笑)。隕石が落ちて、氷河期になったから、次は石器時代?(笑)。西部劇もいいかもしれないですよね。みんなでウエスタンな雰囲気になって、きっと、明るく楽しいドラマになりますね(笑)。
- のちに木村家全員が救助されて、外の世界でまた一緒に暮らすような、そんな普通で平和な続編もいいかもしれないです。
- これは勝手な妄想ですが、たぶん祥子はこの避難所で最後の日まで戦って、みんなを守りながら生き抜いたのではないかという気がしています。避難所にいるメンバーは、最後まで悲壮感なく明るく生き生きと描かれているんです。だからこそ、救助は来ないだろうという気持ちを勝手に妄想しています。正も悪もなくボーダレスな状態で、一人ひとりの尊厳みたいなものが守られている避難所は、祥子にとっては案外、天国かもしれないですしね。

結木滉星「役者・結木滉星を成長させてくれた、木村大輝役に感謝」
- お疲れ様でした。クランクアップの感想をお聞かせください。
- 今はまだ終わってすぐなのであまり実感がなく、まだまだ明日も撮影があるような気がしています。明日から木村家に会わない日が何日か続いて、やっと実感していくのかなと思って。本当に木村家はバランスのいい家族だったので、3人に会えない寂しさは出てくると思います。

- 『#コールドゲーム』は結木さんにとって、どんなドラマでしたか?
- 役者・結木滉星を成長させてくれた木村大輝という役に感謝していますし、演じることができて本当に幸せだったと思います。二面性がある大輝の気持ちを作るのはとても難しく、苦戦した部分もありましたが、監督さんを含め、皆さんが支えてくれたおかげで、何とかクランクアップすることができました。
- もし続編があれば、どのような状況を演じたいですか?
- 外の世界でも木村家4人で暮らしているというのが理想ですね。また新たな困難はあると思いますが、この4人なら立ち向かっていけると思います。
久間田琳加「明日から避難所に通わないと思うと、寂しい」
- お疲れ様でした。クランクアップの感想をお聞かせください。
- あっという間でした。でもそれは家族としての時間が充実していたからだと思いますし、明日から避難所に通わないと思うと、寂しいです。撮影で年上の方々とご一緒する機会は今まで経験したことがなかったので、とても刺激にもなりましたし、充実した日々を送っていたと思います。
- 『#コールドゲーム』はどんなドラマでしたか?
- 20歳になって、最初の一歩と感じるドラマでした。20歳になってから初めての作品でしたし、陽菜も今まで演じたことのないような役柄だったので、これからも記憶に残ると思います。

- もし続編があれば、どのような状況を演じたいですか?
- 私は夏がとても好きなので、今度は真夏の設定がいいです。この家族と再会して暮らしていきたい。砂漠とか!?(笑)それはそれで生き延びるのは大変だとは思いますが、木村家のみんなとまた一致団結していきたいです。
やす「僕にとっては、疑似家族になっていた」
- お疲れ様でした。クランクアップの感想をお聞かせください。
- 本当に楽しかったです。撮影は楽しく、もちろん勉強にもなりましたし、休憩の時も羽田さんと話していたり、現場に行くロケバスの中まで楽しかったですね。もちろん緊張もありましたが、ずっと楽しい思い出しかないです。また、本当に勉強になりました。プロの役者さんたちはこういう風に演じていて、スタッフさんたちはこういう風に撮っているんだとか、連ドラで長丁場を経験して分かることってあるんですよね。ホント、楽しさと勉強と感無量です。ありがたい!

- 『#コールドゲーム』はやすさんにとってどのようなドラマでしたか?
- 全てを吸収し、学ぶことができたドラマでした。やはり役者さんが役に向かう姿勢の細かさや、時には疲れたとかいろんな気持ちもあると思うのに、しっかり気持ちを作ってプロとしてやり切るとか、スタッフの方もプロとしての仕事をやり切っていて、感動すら覚えましたね。そんな中に自分は身を置いて一生懸命演じ、そこに居させていただいているという感覚でした。
- もし続編があれば、どのような状況を演じたいですか?
- 結局、場所や状況が変わったとしても、隆は隆のままの続編であったら嬉しいです。木村家の状況が隆は楽しかったと思うんです。「偉そうにしているけど、結局大したことないじゃん」って、家族にいじられているあの感じ。僕自身もカメラが回っているところと回ってないところの境目が分からなくなるぐらいに楽しかったです。偽装家族じゃなくて、僕にとっては疑似家族になっていましたからね(笑)。
