特集

INTERVIEW

長谷川 慎(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)
「俳優業は別の世界戦!」
ブロッコリーとささみ&筋トレで体脂肪率4%に! 

“顔は満点、中身は赤点”、主演・神尾楓珠演じるポンコツ教師・遠藤一誠が、「菊玲学園」高校で巻き起こる様々な問題を解決したり、しなかったり…する学園コメディ『顔だけ先生』。

10月9日(土)放送の第1話では、遠藤の教師らしからぬ行動や、自ら髪を剃り落とし、坊主になった生徒・水原みずき(田幡妃菜)が登場、「あの美少女は誰?」「役への意気込みに惚れた!」など絶賛する声が寄せられた。

早くも話題を呼んでいる2年B組の生徒たち!今週放送の第2話は、クラスメイトから「ダサい」「キモい」と、陰口を言われている、園芸部部長・森戸朋也に注目だ。ボサボサ頭に分厚い黒ブチ眼鏡で、“陰キャ”の森戸を演じるのは、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEのパフォーマーとしても活躍中の長谷川慎(はせがわまこと)。森戸が変わっていく様子がこの回の見所だが、特に課外授業で行われたボクシングシーンは見逃せない!!

ある日の早朝。
都内のボクシングジムには、指導の先生にバンテージを巻いてもらいながら談笑する神尾の姿が!「世界チャンピオンを目指している」と、強そうなスパーリング相手に突進していくシーンが撮影されていた。演技とはいえ神尾がボコボコにされる姿に、監督も「ほぼ当たっていたけど、大丈夫?」と、心配して声をかける一幕も!

続く、遠藤と森戸のスパーリングシーンでは、鍛え上げられた長谷川のボディに注目が集まった。何と、撮影の直前までダンベルや腹筋をしてパンプアップに励んでいたのだ!しかも、長谷川はこの日のために食事制限と筋トレで体脂肪率4%の肉体に仕上げて撮影に臨んだという!

神尾も、「過去にボクサー役で食事制限をしたことがあるので辛さは分かります。短期間であの体を作るのは本当に大変だったと思います。」と長谷川をねぎらった。
また、スパーリングシーンについては、「今日の課外活動は体力的にハードでした。でも本当はもっと相手と互角に戦いたかった、不完全燃焼です(笑)」と話した。
撮影への情熱、圧倒的なプロ意識を誇る長谷川に、役どころと撮影エピソードを聞いた。

俳優業は別の世界戦を生きている感じ!?
長谷川慎 選手 独占インタビュー!! 「森戸と僕の努力が実ったボクシングシーン」

【ROUND1】森戸朋也について…
森戸は2年B組の園芸部部長をやっていて、園芸部に所属しているというだけで、気持ち悪いとか、ダサいとかそういうイメージを持たれていて、クラスのみんなからも、「エンゲロ部」と言われています。環境問題をマジメに勉強している子で野菜や自然が大好き。あるコンテストがきっかけで、自分を変えたいとあか抜けていきます。
【ROUND2】「陰キャ」役を演じる事には…?
普段の自分はアーティストとして活動していますが、ステージでお客さんに喜んでいただくキラキラした場所にいる中、森戸役ではある意味、真逆を体験できています。前日はライブをしていて、その翌日は森戸で陰キャを演じているという“振り幅”は本当に楽しいです。
何かに集中している時の森戸は顎を出していたり、内またで猫背で走るなど、監督の森戸に対する明確なイメージがあり、そういう見た目の部分も楽しんでやらせてもらっています。
【ROUND3】神尾楓珠さんの印象は?
初めて楓珠と共演した時はお互い生徒役でした(2019年YouTubeドラマ『主人公』)。
当時の僕はあまり俳優の経験もなく、何も分からないまま作品に挑戦して、現場でいろいろと学ぶこともあって。それを経て何年か経ち、先生と生徒という関係がちょっと不思議ではありますが(笑)、また一緒に共演できてうれしいです。
【ROUND4】アーティストとは異なる俳優の楽しさは…?
ライブをしている時はもちろん楽しいですが、俳優業は別の世界戦を生きている感じがします。
自分自身に、「こういう引き出しもあるんだ」と、新しい発見もあります。今はアーティストとしての自分、俳優としての自分、なにもしていない普通の自分という3つの自分を生きている。そんな切り替えのある人生がとてもおもしろいです。
【ROUND5】ボクシングシーンに向けての準備は?
森戸のストーリーとしては「陰キャ」からあか抜けるまでの過程があり、監督にも、「腹筋を割って欲しい」とリクエストされて、約1ヶ月半、筋トレや食事制限をしてきました。
ボクシングシーン撮影の前日は、“水抜き”といって、体にある水分を抜いて、筋肉を浮き上がらせる作業をしました。食事はOKですが、水は500ミリのペットボトル1本だけ。そうすると翌日は、筋肉がバキッとなるであろうと。体脂肪率も4%をキープしていていい流れで来ていたので、当日はバキッとカリカリにして、見せつけようと思いました(笑)。
【ROUND6】遠藤先生とのボクシングシーンは…?
森戸の努力が実った瞬間でもあるので、視聴者の皆さんも、きっと森戸の応援をしてくれていると思います。この日のために僕は賭けてきました。とりあえず撮影をもって、ブロッコリーとささみの食生活は終わりです(笑)。
最後に、視聴者の皆さんにメッセージをお願いします!
最初はかなり陰キャで見た目もダサい森戸ですが、人が180度変わるぐらい最後は、別人になっています。格段に見た目や気持ちが変わっていく森戸をこのたった一話で感じられると思いますし、感じていただきたいと思います。
森戸がどう頑張ってきて、ここまで至ったかという、すべての努力がボクシングのシーンで発揮されます。僕も森戸と一緒に変わろうと減量や筋トレを頑張りました。ぜひ観て頂けたら嬉しいです。

そして、今回はもう一人、記憶にとどめたい出演者をご紹介!!

第1話で衝撃の坊主姿を披露した水原みずき役の田幡妃菜(たばたひな)。これまでずっとロングヘアだったがオーディションで「坊主になります!」と宣言。その潔さ、豪快さでこの役を射止めた。

一発撮りで、失敗できないため、マネキンで練習。前髪からバリカンを入れる大胆な演出にも見事に応えた!
彼女の事は、亀高先生役の貫地谷しほりも大絶賛! 「明るくて、いつも現場のムードメーカー。本当にかわいいんです!」と話す。

そこで!!田幡妃菜に、覚悟を決めて臨んだ撮影秘話を聞いた。

水原みずき役について
みずきはマジメで成績も優秀で、好きなものは好きで、興味がないことは本当に興味がないというような真っ直ぐな性格。自分という芯をちゃんと持っている子です。
坊主になるという前提で、オファーを受けた時の心境は?
聞いたときはびっくりしました。でも、自分がやらなければ他の誰かがやることになる。それを見るのは悔しくてしょうがないと思って決めました。負けず嫌いの性格がここで出ました(笑)。
自らバリカンで髪を剃るシーンについて
役には入っていたので集中はできましたが、頭の真ん中からバリカンを入れるという演出だったので、NGが出せないことも含めて緊張しました。撮影が始まる前にマネキンを用意していただいて、バリカンの練習もしてから臨みました。
坊主姿になってから、周囲の反響は?
元々男顔だと自分でも思っていて、「よく似合っている」と周りからは言われます。初めてバリカンを触ったんですがうまくいったかな? と、思いました(笑)。
視聴者の皆さんにメッセージをお願いします!
第1話はとても衝撃的な話だったと思いますが、これからさらに、「何で、どうして?」という出来事が起こるので、毎週楽しく観ていただけたらうれしいです。

「自分がやらなければ、他の誰かがやる事になる。それを見るのは悔しくて…」という言葉が印象的だった田幡。ドラマでは、今後もこの髪型で登場する予定だ。持ち前の明るさと、「この役をやりたい!」という強い想いで、高校2年生ながら見事な女優魂を見せた!今後の田幡の活躍から目が離せない!!