みずがめ座エータ流星群とエルニーニョ現象と梅雨の関係!
今日の最高気温、名古屋21.4℃、岐阜21.1℃、津20.0℃と各地平年より2℃低い4月下旬並の値でした。
名古屋市東区、昼前の曇天です。
東海テレビ8階テラス、午後5時頃のお天気ボードです。肌寒い18℃、昨日じめじめ、今日はからっと。
今日午後4時の衛星雲画像です。雨は北海道と沖縄だけですが、東海地方南海上の前線の雲がぎりぎり掛かり、中々抜けませんでしたが、今夜は晴れます。
晴れると見えるのが、みずがめ座エータ流星群です。みずがめ座が東の空に昇る明け方頃が見頃。月明かりの邪魔もなく見やすいということです。
気象庁から夏にエルニーニョ現象が発生する可能性が高いと発表がありました。相互作用ですからどこから話を始めるか難しいですが、貿易偏東風が弱いと、赤道ペルー沖の海面水温が高くなります。強ければ、高い部分が西へ流され、海の底から冷たい海水が上がってくるからです。そして、太平洋西部の海面水温は低くなります。水温高い所が東へ広がり、結果低くなるのです。水温低ければ対流活動弱く、太平洋高気圧が弱まります。対流活発なら、高気圧にたくさん空気が送り込まれて高気圧が太るのです。高気圧の張り出し弱ければ、冷夏の可能性があります。今の所、夏の気温は平年並の予想です。
エルニーニョ現象発生時、東海地方の梅雨にはどんな影響があるのか。梅雨入りはやや早くなる傾向、梅雨明けは顕著に遅くなる傾向があります。前回エルニーニョ現象が発生した2009年は梅雨明けが8月になりました。降水量への明瞭な影響はありません。今の所、梅雨期の降水量は平年並の予想です。
最後に明日水曜午前9時の予想天気図です。低気圧の通り道北海道と、湿った空気の入る梅雨の沖縄で雨。東海3県高気圧圏内で晴れて日中は昇温、朝は内陸で霜に注意。1日の気温差大です。ではまた明日!