
山本昌さんが今、中日ドラゴンズのキャンプで注目している投手の1人、小笠原慎之介投手。2015年のドラフト1位で入団し、2018年には球団史上最年少で開幕投手を務めるなどドラゴンズの将来を背負っていく1人です。
ところが近年はケガなどに泣かされ、プロ5年間であげた勝利数は16。昨季に至ってはわずかに1勝に終わっています。
そんな小笠原投手を、同じ神奈川県出身という縁もあり、入団当初から気にかけている山本昌さん。キャンプ初日にもブルペンで投げ込む小笠原投手を呼び止め、エールを送っていました。
6日ブルペンで170球を投げ込んだ小笠原投手について、「まだ若いし、キャンプ序盤にそれくらいを投げるのは普通」とコメントしながらも、「僕の見る感じだと投げる時に、これまで突っ立って投げていたのが、体が前へ行くようになった。いい感じで投げられている。球数を投げたのも本人として感覚が良かったからでは」と笑顔をみせました。
復活を期す今季、小笠原投手からも目が離せません。