名古屋市東区で22日、電柱にあったカラスの巣を電力会社が取り除きました。カラスの巣は停電の原因にもなるということです。

 22日は東区にある高さおよそ13メートルの電柱で、中部電力パワーグリッドの職員が高所作業車に乗ってカラスの巣を1つ取り除きました。

 カラスは例年、2月から6月にかけて電柱の上などに巣をつくりますが、巣に使われた金属製のハンガーや木の枝が電線に接触すると、停電を引き起こすケースがあります。

 中部電力パワーグリッドの担当者によりますと、カラスの巣が原因で今シーズンは名古屋支社管内で13件の停電が発生していて、金属製のハンガーを使用している場合は漏電しやすく、停電が発生しやすいということです。

 中部電力パワーグリッドは「電柱の上などにカラスの巣を見つけた場合は知らせてほしい」と呼びかけています。

※中部電力パワーグリッド(0120-985-232)