新型コロナ対策を講じて、愛知県犬山市の「木曽川鵜飼」が開幕しました。

 およそ1300年の伝統がある愛知県犬山市の「木曽川鵜飼」。夜だけではなく昼間も鵜飼いをするのが特徴で、1日は鵜匠が同時に10羽の鵜の動きを操る巧みな手縄さばきを披露しました。

 去年は新型コロナの影響などで観覧者が過去最も少なくなり、6月の予約もキャンセルが相次いでいるということです。

 今年も感染対策として乗船する客を定員の半分に抑え当面、飲食もありません。

木曽川鵜飼の鵜匠:
「すごく楽しいので。毎日毎日みんな笑顔で元気に頑張るので、ぜひ来てもらいたいです」

県内から来た観覧客:
「昼なので明るいところで見れば、より鵜の表情とかが見られてとても楽しかったです」

別の観覧客:
「伝統行事というところが感じられて、非常に感慨深いものがありました」

 木曽川鵜飼は10月15日までです。