三重県では7日、新たに10人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。12日ぶりに2ケタとなりました。

 感染がわかったのは、亀山市や尾鷲市などに住む10歳未満から70代までの男女10人です。

 亀山市の女の子は県内の幼稚園に通っていて、同居する家族の感染がわかり、5日に検査を受けてその後陽性が判明しました。女の子は、家族の感染が確認された2日までは幼稚園に登園していたため、県は園児や職員など84人の検査をしています。

 伊勢市のパート従業員の70代男性は、6月25日に全身の倦怠感などの症状が出て、7月6日に検査を受けて陽性が判明しました。男性は症状が出る前日まで勤務していたことから、県は職場の同僚などの接触状況を調べています。

 また、6月上旬から中旬にかけて陽性が判明した患者のうち、4人が変異株に感染していたことも発表されました。4人ともアルファ株の変異ウイルスだったということです。

 三重県の7日時点の病床使用率は11.5%で、累計の感染者数は5275人です。