岐阜県では12日、新たに122人が新型コロナウイルスに感染していることがわかりました。

 感染が確認されたのは10歳未満から80代までの122人で、2日続けて100人を超えました。

 岐阜県の人口10万人あたりの1週間の新規感染者数は26.18人となり、今年5月27日以来、およそ2カ月半ぶりに国の指標のステージ4になりました。

 羽島市や御嵩町の職場や、岐阜市で一緒に運動をした同僚など新たなクラスターが6件発表されています。

 これまでに14人の感染が確認されている中津川市の飲食店のクラスターでは、新たに利用客など5人の感染がわかり、関連する感染者は19人になりました。

 岐阜市の山田病院のクラスターでも新たに60代の男性患者1人の感染がわかり、関連する感染者は10人となっています。

 岐阜県の堀裕行健康福祉部長は「このまま感染拡大すると本当に入院が必要な時に入院できないことも起こりうる」と危機感を示し、改めて帰省など県をまたぐ往来と普段食事をしない人との会食の自粛を求めました。

 病床使用率は11日時点で29.8%、重症者は4人となっています。