今季2軍落ちも経験したドラゴンズの京田陽太選手が初のダウンで契約更改しました。会見で語ったのは、亡き木下雄介投手への想いでした。

 ドラゴンズの背番号1を背負う京田陽太選手。14日、球団事務所で契約更改が行われ、プロ入り初のダウンとなる推定年俸6400万円でサインしました。

京田選手:
「納得ではないですけど、あんまり長引かせると次の柳に迷惑かかるので、スパッとしました」

 京田選手は今シーズン、自己最も少ない113試合の出場にとどまり、5月にはプロ入り5年目で初めて2軍落ちも経験しています。

京田選手:
「(2軍に)落ちてしばらくはずっと引きずっていたんですけど、やっぱりこのままではいけないなって」

 そんな京田選手を奮い立たせたのは、今年8月に亡くなった木下雄介投手の存在でした。

京田選手:
「僕にとって本当に1番仲良くしていた先輩だったので、野球どころではなかったです。本当に雄介さんのために頑張ろうという思いで、ずっとやっていました」

 そして、ルーキーイヤーから5年連続で100安打を達成し、球団史上4人目の快挙を成し遂げました。

 3年連続選手会長を努めることになった京田選手。来シーズンの目標は…。

京田選手:
「来年は全試合出場目指して頑張りたいなと思います」