21日、名古屋市では新たに1461人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。1月19日の1425人を上回り、過去最多の人数です。

 感染がわかったのは、10歳未満から90代までの1461人です。年代別では、10歳未満が173人、10代が208人、20代が373人、30代が267人などとなっていて、若い世代への感染が目立っていますが、90代が12人と高齢者への感染も確認されました。

 21日は新たに14か所の保育施設で園児や職員の感染がわかり、臨時休園となりました。名古屋市では93か所の保育施設が休園となっていて、通えなくなっている園児はおよそ1万900人に上るということです。

 20日時点での入院者数は153人で、重症はゼロ、中等症が44人、軽症が109人です。自宅療養者は5138人になりました。

 市の担当者によりますと年齢が高い人が中等症以上の症状が出やすいということで、高齢者の陽性者が増えると医療がひっ迫する可能性があると懸念を示しました。