愛知県では21日、新たに過去最多となる3187人に新型コロナウイルスの感染が確認されました。新規感染者は3日続けて過去最多となっています。

 感染が確認されたのは3187人で、内訳は名古屋市で1461人、豊田市で179人、春日井市が140人、一宮市で119人、豊橋市で102人、岡崎市で100人、小牧市が76人、西尾市が63人、瀬戸市が62人、半田市が52人などとなっています。

 一宮市の高齢者施設では、21日までに利用者ら38人の感染が判明し、クラスターに認定されました。豊田市の小学校でも新たなクラスターが確認され、児童ら15人の感染がわかりました。

 21日は一宮市で高齢の患者1人が亡くなったことも発表され、県内の累計の死者数は1167人になりました。

 20日時点で病床使用率は22.2%、自宅療養者数は9858人、重症者数は2人となっています。

 大村知事は21日の会見で、3回目ワクチン接種を推進するため、重症化リスクが高いとされる妊産婦とそのパートナーについて、2回目から6か月が経過していればかかりつけ医の指示のもと、接種券なしでの接種を認める方針を示しました。