名古屋市の河村市長の家族が新型コロナウイルスに感染し、市長が濃厚接触者に特定されました。市長は2日から4日の公務を取りやめています。

 市によりますと1日夕方、河村市長が公務を終えて帰宅したところ、家族が新型コロナウイルスに感染していたことがわかりました。

 市長はすぐに抗原検査を受け、結果は陰性だったということです。現在も市長に症状はありませんが、濃厚接触者に特定され、自宅待機となっています。

 このため市長は、2日から4日までの公務を取りやめ、4日と5日に抗原検査を受けて陰性が確認され、症状もなかった場合は、公務に復帰する予定です。

 市は、市長が自宅待機の間、副市長が市長の公務を代行するなどして、市政運営に影響が出ないようにしたいとしています。

 市長は3月上旬に、3回目のワクチンを接種しているということです。