愛知県では5日、新たに3128人に新型コロナウイルスの感染が確認されました。

 1週前の3月29日と比べて201人多く、内訳は名古屋市が1134人、岡崎市が202人、一宮市が154人、春日井市が143人、豊田市が133人、安城市が99人、刈谷市が76人、豊川市が60人、東海市が55人、西尾市が54人、半田市が49人、北名古屋市が47人、豊橋市が44人、日進市が42人、大府市と小牧市がそれぞれ41人などとなっています。

 5日は、感染し入院していた80代の男性など2人が亡くなったことも発表されました。

 4月4日までの7日間の平均で新規感染者数は2473.1人で、大村知事は会見で感染状況について「全く下がっておらず横ばい」との見方を示しました。

 その上で、「高齢者よりも副反応が起きやすいのは事実だが、それ以上に新型コロナにかかりにくく重篤化しにくくなるのも事実」として、20代・30代の現役世代に積極的なワクチン接種を呼びかけました。

 愛知県の3回目のワクチン接種率は4日時点で65歳以上が85.91%なのに対し、20代は20.75%、30代は21.62%にとどまっています。