ウクライナから愛知県大府市に避難してきた人たちが、日本での仕事をスタートしました。

 大府市内のスギ薬局の物流センターで働き始めたのは、山田美織奈さん(19)らウクライナからの避難民4人です。

 納入された商品を端末機器で読み取り、各店舗に仕分けする仕事をしています。

 美織奈さんは2022年3月、母親と暮らしていたウクライナの東部ドネツク州から日本人の父親を頼って大府市へ避難。現在日本語を学んでいますが、仕事は言葉の勉強にもなるということで…。

美織奈さん:
「(日本語は)難しいけど覚える。この仕事は好きですよ。日本人とたくさん話ができるし、それで言葉を学べるし、すごく面白いです」

 ウクライナにいつ帰国できるのか先が見えない美織奈さんたち。スギ薬局は、日本での生活を支援するため今回4人を採用しましたが、今後も就労を希望する避難民がいれば、受け入れを検討するとしています。