愛知県からウクライナに派遣されていた放射線技師が帰国し、29日、現地での活動を報告しました。

 名古屋市昭和区の名古屋第二赤十字病院は、ウクライナの医療活動を支援するためX線撮影装置を寄贈していて、組み立てや操作方法などをサポートするため、およそ10日間にわたって放射線技師を派遣しました。

 29日に開かれた報告会では、帰国した放射線技師が、ウクライナ語の資料を作成し現地の技術者と装置を組み立てたことや、ウクライナで1200万人以上が医療支援を必要としていることなどを報告しました。

名古屋第二赤十字病院の放射線技師:
「今後困っている方とか医療支援が必要な方がみえれば、そこに行ってお手伝いをすることができればいいかなと思っております」

 名古屋第二赤十字病院は、今後も支援活動を続けるということです。

※画像は日本赤十字社提供