“刺し網漁”で30匹程がかかる…三重県南部で『伊勢エビ漁』解禁 絡みついたエビを手際よく引き上げる
三重県南部では10月1日、伊勢エビ漁が解禁し朝から水揚げ作業が行われました。
尾鷲市の大曽根漁港では午前5時半頃に漁船が出て、漁師たちが前日に仕掛けた網に絡みついた伊勢エビを手際よく引き上げていきました。
この漁法は「刺し網漁」と呼ばれ、夜にエサを求めて移動する伊勢エビの習性を利用したもので、港では網に絡みついた伊勢エビを傷つけないよう専用の道具で取り外していました。
1日は台風の影響で多少波が高く、引き上げ作業に苦労していましたが、200グラムから1キロほどの伊勢エビ30匹ほどが網にかかり、出足としてはまずまずだということです。
伊勢エビ漁は来年4月末まで続けられます。