11月17日に解禁される「ボジョレ・ヌーボー」。今年はちょっと手が出しにくくなるかもしれません。

 中部国際空港に運び込まれたボジョレ・ヌーボー。4日、税関の職員による輸入検査が行われ、税関の職員が1本1本ラベルを見ながら、品名や原産地などが申告通りか確認しました。

 フランス産の新酒を気軽に飲めるのが魅力のボジョレ・ヌーボーですが…。

輸入元の担当者:
「店頭での価格で、だいたい昨年よりも1000円〜1500円ほど値上がりしている」

 価格が去年に比べ、1.5倍から1.8倍ほどにまで値上がりするといいます。

輸入元の担当者:
「ロシア・ウクライナ間の情勢もございまして、どうしても飛行機のルート変更等にともない航空運賃の上昇がございました」

 また、円安の急激な進行によってその分の価格の上昇もあり、大幅な値上げとなる中、今年輸入されたボジョレ・ヌーボーは、ハーフボトルや250ミリリットルのものが輸入量のおよそ半数を占めているということです。

輸入元の担当者:
「ヌーボーはやはり『手に取りやすいワイン』であることが魅力かと思いますので、こちらですと1000円台で手に入るようなヌーボーになりますので、魅力的なワインになっているかと思います」

 ボジョレ・ヌーボーは、11月17日の午前0時に解禁になります。