デルタ航空が、中部−デトロイト線を無期限で運休することを決めました。事実上の中部国際空港からの「撤退」となります。

 中部−デトロイト線は中部国際空港と北米を結ぶ唯一の定期便で、新型コロナの影響による2020年3月からの運休を経て、2021年4月には往復週1便で再開、2022年10月からは週3便に増やしていました。

 しかし、その後も想定していたほどの客足は戻らず、今後これ以上の伸びも見込めないことから、2月末で予約受付を停止し、3月からの無期限運休を決めたということです。

 これにより、中部空港と北米を結ぶ直行便は消滅します。

 デトロイトは、トヨタ自動車をはじめとする自動車ビジネス関係者の需要がありましたが、3月以降は羽田や成田などの発着便を利用することになります。

【動画で見る】事実上の“撤退”…デルタ航空が中部-デトロイト線を無期限運休へ コロナ禍による運休経て再開も客足戻らず