岐阜地方気象台は16日、桜が開花したと発表しました。岐阜では1989年と2021年に並ぶ、最も早い開花となりました。

 淡いピンクの花びらが青空を背景に開き、春の訪れを告げています。

 16日午前、岐阜市の清水川沿いにあるソメイヨシノの標本木を、岐阜地方気象台の職員が訪れ、開花発表の目安となる5輪から6輪以上の花が開いているのを確認しました。

 2022年より5日、例年より9日早く、1989年と2021年に並び、統計開始以来最も早い開花となりました。

 岐阜地方気象台によりますと、これから1週間から2週間ほどで満開を迎えるということです。

 名古屋地方気象台では、16日も午前中は1輪も開いていませんでしたが、午後になると、最高気温が22度を記録するなど春の陽気に包まれると、徐々に咲く花もちらほら出てきました。

【動画で見る】今後1-2週間程で満開に…岐阜で桜が開花 統計開始以来最も早く 名古屋地方気象台の標本木も“あと少し”

 午後3時時点で開いた花は3輪で、開花発表の目安となる5輪から6輪以上には届いていませんが、近いうちに発表となるとみられます。