石川県で最大震度7を観測した能登半島地震を受け、中部地方整備局は4日、夜間の作業で利用する照明車などを現地に派遣しました。

 4日朝、中部地方整備局の職員らに加え、照明車5台が能登半島地震の被災地に向け出発しました。

 照明車は夜間の作業に役立てられるということで、中部地方整備局からは他にも、危険な場所でも無人で作業を行えるショベルカーも派遣される予定です。

中部地方整備局の佐藤寿延局長:
「能登半島に一番近い整備局として、しっかりと後方支援として色々な物を送っていくのが我々の使命と思っております」

 岡崎市消防本部でも4日朝、緊急消防援助隊の二次隊が出発しました。全地形対応車両「レッドサラマンダー」と共に、既に派遣されている一次隊と交代し、被災者の安否確認などにあたることにしています。

 名古屋市消防局の応援部隊も発災直後から被災地に入り、これまでに最も多くの死者が確認されている石川県輪島市で要救助者の捜索活動などにあたっています。

【動画で見る】能登半島地震被災地へ…中部地方整備局が夜間作業用の照明車等派遣 岡崎市からも緊急消防援助隊の二次隊出発