保険金の不適切な請求が明らかになった名古屋の中古車販売大手「グッドスピード」に、5000件以上にのぼる不適切な会計処理があったことが判明しました。

 グッドスピードが1月4日に公表した第三者調査委員会の報告書によりますと、納車する前の車を納車したことにして、売上を“先行計上”した事例が、2018年からのおよそ6年間で5242件あったということです。

 営業部門のトップである取締役の指示に基づいて先行計上をしていたということで、原因について調査報告書では「販売店ごとの業績目標や予算達成に対するプレッシャーなどがあった」と指摘しています。

【動画で見る】売上の“先行計上”5千件超…中古車販売大手『グッドスピード』が不適切な会計処理 営業部門のトップが指示