岐阜県飛騨市の街中に数千本のろうそくが灯される伝統行事「三寺(さんてら)まいり」が1月15日に開催されるのを前に、14日、3つの寺に大きなろうそくが奉納されました。

 奉納されたのは、地元で240年以上続く老舗が手掛けた「和ろうそく」で、直径25センチ、高さは70センチあり、およそ20時間かけてつくられています。

 毎年1月15日に開かれる三寺まいりは、3つの寺をめぐる伝統行事で、かつて信州の製糸工場に出稼ぎに行っていた女性たちが着物姿で参拝し、良縁に恵まれたことから「縁結び」の祭りとして知られています。

【動画で見る】“縁結び”の祭り…15日に岐阜県飛騨市で開かれる伝統行事『三寺まいり』大きな和ろうそくを3つの寺に奉納