岐阜県飛騨市にある道の駅「飛騨古川いぶし」が、経営難などを理由に廃業することが分かりました。

 飛騨市によりますと、廃業するのは、高山市の東海北陸道・飛騨清見インターチェンジと、飛騨市古川町を結ぶ県道沿いにある道の駅「飛騨古川いぶし」で、市が今後、道の駅の登録取り消しを国交省に申請するということです。

 登録取り消しとなれば、全国の道の駅で5例目で、中部地方では初めてです。

 道の駅いぶしは、2004年に地元の住民組合が営業を始め、レストランや自由に汲める湧き水などで人気を集めました。

 しかし、開業4年後の2008年に、東海北陸道が全線開通したことなどで利用者が減少したほか、過疎化で人出の確保が難しく、1年ほど前から休業していました。

【動画で見る】中部地方で初…道の駅「飛騨古川いぶし」が廃業へ 利用者減少や人手不足で1年程前から休業 全国5例目