日本の棚田百選に選ばれた三重県熊野市の丸山千枚田で連日、田植え作業が行われています。

 熊野市紀和町で、高低差およそ100メートルの山の斜面に1000枚以上の田んぼが並ぶ丸山千枚田は、その景観の良さから観光名所としても知られています。

 田んぼは、大きな機械が入らない幅1.5メートルほどの小さなものや、細長く曲がりくねったものがほとんどで、保存会の人が手作業や小型の田植え機を使い、三重県産「なついろ」の苗を植えています。

 田植えは6月初めまでに、およそ650枚の田んぼで行われる予定で、順調に育てば9月初めに収穫の時期を迎えるということです。

【動画で見る】高低差約100mの斜面に並ぶ…丸山千枚田で田植え 大きな機械が入れず保存会の人が連日手作業等で 三重県熊野市