愛知県常滑市発、便器の形をした和菓子が名古屋のど真ん中で期間限定販売されました。

 便器の形をしたモナカにあんこを絞って食べる衝撃の和菓子、その名も「トイレの最中(さいちゅう)」。

 SNSなどで話題騒然。販売する愛知県常滑市の和菓子店では連日完売するなど、今や入手困難の“幻の便器”です。

構想15年ついに出る…便器型もなか『トイレの最中(さいちゅう)』はこうして生まれた「代わりにあんこを」

(リポート)
「トイレの最中は通常、常滑でしか買うことができないんですが、名古屋・栄の中部電力MIRAITOWERにありました!」

 19日から5日間、1日100個限定で販売をスタート。仕掛けたのは、中部電力MIRAITOWER3階にあるレンタルスペースの会社です。

タワーラウンジカシメの代表:
「愛知県全体を盛り上げていきたいという思いの中で、トイレの最中さんを拝見して、常滑と一緒に地域連携したいという思いが一年以上前からあったものですから。『世界トイレの日にトイレの最中を販売したい』と話をしたら、(開発者に)『いいじゃないか』と言っていただけたので実現に至って」

「世界トイレの日」である11月19日に合わせ、話題の最中で盛り上げようという作戦。これが大当たりし、朝から売場には列ができました。

 会場には、常滑焼に注がれた緑茶と一緒に食べられるスペースや…。

 名古屋を一望できるロケーションで写真が撮れるスポットもあります。

客:
「すごく食べやすくて、見た目は置いといて」

別の客
「コロナ禍でみんな滅入ってる時に、これはある意味笑えるからとてもいいのではないかなと」

 今回の話に、開発者は…。

大蔵餅の社長:
「衛生陶器の中に『うんこの代わりにあんこ入れると面白いよね』というところから出てきた商品ですから。コロナのこんな時期だからやる意味もあるのかなと。笑って楽しく生活を送っていただきたい」