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武田真治 「緊張の6分間」東京ガールズコレクション公開収録の舞台裏
新たな門出を迎える春に勇気をもらえると話題の井桁弘恵主演、土ドラ 『自由な女神 -バックステージ・イン・ニューヨーク-』。今夜放送の第3話のみどころは、なんといっても東京ガールズコレクションのステージで公開収録したダンスシーンだ。「ちょっと怖くて緊張した」ランウェイに立った武田真治が、そう語ったわけとは。
武田 「TGC ランウェイ 緊張の 6 分間」
ドラマ全話を通じてみても最大のハイライトともいえるのが、3 話の終盤で展開される、東京ガールズコレクションのランウェイでのダンスシーンだ。
撮影は、先月に和歌山で開かれた『oomiya presents TGC WAKAYAMA 2023 by TOKYO GIRLS COLLECTION(以下、TGC 和歌⼭ 2023)』で行われ、5500人の来場者が見守る前で、武田演じるクールミントと宇垣美里演じるマカロンの 2 人がダンスバトルを展開、“本番一発撮り”で撮影された。

ステージにたった感想を武田に聞いた。
「TGC のリアルなステージで、ランウェイを 6 分間だけお借りして、ドラマ撮影をしたんです。しかも、TGCを見に来た皆さんには、ドラマのストーリーなどは何も説明していない。僕と宇垣さんの 2人が、素顔もわからないドラァグクイーンのメイクと衣装で踊るんですよ。

一発撮りだから、失敗もできない。すごく緊張したし、絶対成功させたい!という思いもありましたが、一方、何が起きているか理解できないお客さん達を、ポカーンと白けさせちゃう恐れもあった。ちょっと怖くて緊張しました。でも、実際には、観客のみなさんはすごく盛り上がってくれた。すごくうれしかったです!」

TGC ダンスシーン 「ドラマでの描かれ方も見て欲しい!」
さらに「TGC の会場に来ていた人たちは、ほとんど全員が、ファッションに興味のある人だったと思うんです。そういう人たちが、第3話を見ることで『サチという主人公は、自分と同じ』『自分の夢も、サチのように叶えることができるかもしれない!』と、感じてもらえたら、それ以上にうれしいことはない」と語った。

恋に悩むサチにも注目! 突き動かしたミントの言葉
第3話では、サチが恋愛にどう立ち向かうのか、何につまづいて、それをどう乗り超えていくのかも描かれ、それもみどころの1つだ。
武田曰く、「内気で、“裁縫オタクな女の子”であるサチとして、意外なほど大胆に、直球で、真っ向勝負!みたいな出方に出るのが見もの!」だという。

そんなサチの背中を大きく押すのが、クールミントの言葉だ。
『あなたには、あなたの思いを押し通す権利がある』
この言葉が、サチにどう響いて、サチがどう心を決めて行動していくか。
そのプロセスをぜひ見て欲しい、と武田は話す。
別れの季節でもあるこの3月に心揺れる人、4月に新しい出会いを迎えるような人にも、きっと響くはずだ。

身勝手が愛おしい…ステキな人間関係
いままで、自分の都合でサチを自分の人生に巻き込み続けてきたクールミント。しかし3話では、サチが、自身に訪れた TGC ランウェイデビューに、クールミントを巻き込んでいく。これが3つ目のみどころと武田。
「この瞬間で、クールミントとサチが “対等なキャラクター”になる。サチの勝手さが、そういう関係を生み出すんですね。誰かに甘えたり、甘えられたり、恩を売ったり、返したり…、世代の離れた者同士でも、そんな素敵な関係になり得るということを、うまく描いているのが、このドラマのおしゃれで粋なところ」そんな話も教えてくれた。

そしてヒロイン・サチを演じる井桁からもコメントが到着。
今作の撮影で「いちばん!」というくらい大変で、「最も手応えがあった」のが第3話だと言う。
井桁「最も大変で、最も楽しかった」そのシーンは?
キスをした翌日、突如姿を消したケン(古川雄輝)への恋心に翻弄されるサチが、クールミントと篤史(三浦獠太)を前に、その想いをガーっとしゃべる冒頭シーン。
井桁は、サチの変化・成長を表現する上でキーになるシーンで、視聴者のサチへの共感の軸は崩さず、コメディとしても面白く、かつ女性としてかわいらしく見せるという絶妙なさじ加減の演技をが求められると思ったという。

演技者としての底力を試されるようなシーンだったが、井桁は、その課題を見事にクリア。
「OK!という言葉をもらって、『これでよかったんだ!』と安心しました。何より、サチってこうなのかと、自分としても心と体がリンクしたような気になれたシーンでした」とコメント。また井桁の初主演ドラマも担当した池田千尋監督も「女優として一皮むけた!」と絶賛した。
大変ではあったけど、楽しかった!と井桁が語る冒頭シーン。こちらも要チェックだ。