07 水崎綾女さん(松井仁美役) 12月9日(水)更新

健の幼なじみで、健をけなげに思い続ける仁美。そんな仁美を体当たりで演じる水崎綾女さんの登場です。

●昼ドラ初出演! 放送されての反響はありましたか。
「この前、カフェで一人でお茶していたら“昼ドラ出てますよね?”って主婦層の方に声をかけていただいて、すごくうれしかったです。昼ドラも初めてですが、今まではちょっと影のある女の子役が多かったので、仁美みたいにこんなに真っ直ぐな女の子を演じるのも初めてなんです。いつもは台本を読んだら役が入ってきてくれるタイプなんですけど、今回は何回読んでも入ってきてくれなくて“何だこれは、昼ドラのワナか!?”って思いました(笑)。私自身、悩みすぎちゃって、“こんなに健ちゃんのこと思ってるのに、なんで振り向いてくれないの?”って、ご飯も食べられなくなっちゃったんです。でも、私がダメになったら仁美までダメになる、もう少し楽に考えよう、と考え方を切り替えたら仁美という女の子が見えてきました」
●苦しみながら見つけた水崎さんの仁美像とは?
「ドラマでは、健ちゃんが事故に遭うまでのことが一切描かれていないから、仁美や光のセリフから2人がどんな関係だったのか想像を膨らませるしかなくて。以前はきっと、幼なじみでずっと一緒にいて、“健ちゃん遅刻するよ”とか“またお弁当忘れたでしょ、おばさんから預かってきたよ”みたいにアネゴ肌というか、仁美が健ちゃんの面倒を見ていたんじゃないかって思うんですね。今はもう、浩志さんが大人なので、つなぎとめなくちゃって、20歳の女の子なりに必死。常に玄関で待ってますし。あれ、ストーカーですか!? ってくらい(笑)。もしかしたら、見てる方には“しつこい”と映ってしまうかもしれないけど、どんな手を使ってでも健ちゃんを手放したくない、意志の強さは大事にしています。若さゆえに駆け引きを知らない、真っ直ぐな仁美の恋愛を見守ってほしいです」
●皆が皆片想いをしているような切ないお話ですが、今後の見どころを教えてください。
「この作品は、いろんなことがありすぎて、どのうそが本当なのかうそなのかわからない。相手のためのうそ、自分のためのうそ、お互い分かっているうそ…見ていてぐるぐるしちゃうと思います(笑)。中盤からさらに環境が変わってきて、状況が目巡るしくなってくるので、1話も見逃さずに見てほしいです。今後は、仁美の真っ直ぐさが健ちゃんの中の浩志さんを変えていく部分も出てくるので、仁美は仁美でぶれずに演じていきたいです。終盤では“女の子”から“女性”に変わっていく仁美がみせられると思います!」