2020年10月17日スタート、毎週土曜よる11時40分

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「女神様みたい…」倉島颯良、西本まりん、清水香帆 真矢ミキに憧れ

問題を抱えた子どもたちを受け入れる民間子どもシェルターを舞台に、温かい食事を通じて心を通わせていくヒューマンドラマ「さくらの親子丼」。主演の真矢ミキ演じる九十九さくらをはじめ、シェルターのスタッフの奮闘ぶりが「見ていて勇気が出る」と話題だ。

今回は、子どもキャストのうち、タロットカードで未来を占うのが得意な警戒心の強い少女・徳納朝子役を演じる倉島颯良、ハチドリの家のトラブルメーカー・西川夏美役を演じる西本まりん、10歳にして自分を虐待した父親を訴え、民事で係争中の少女・浅尾希望役を演じる清水香帆の3人に、撮影中の真矢とのエピソードやドラマの見どころを聞いた。

倉島颯良インタビュー

オムライスにフォークを突き刺すシーンは変な緊張感が…

日々の撮影で、今感じていることは?
同年代の俳優の皆さんが多い現場なので、いつも刺激をいただいています。私は長いスパンでのお仕事は初めての経験で、皆さんが日々変化する姿も感じられてとても楽しいです。私が演じる朝子は、タロットカードでハチドリの家の皆さんを占うシーンがあるので、タロットの先生から直接指導を受けました。ちょっとした仕草や配置を事細かに教えていただきましたが、私には占いの力はないので、気持ちや雰囲気を大事に演じています。
今までで、印象に残ったシーンはありますか?
雪乃先生(新川優愛)とのシーンです。第1話で警戒心を丸出しにする場面は、撮影2日目ということもありとても緊張していました。第2話の雪乃先生が作ってくれたオムライスにフォークを突き刺すシーンは、消え物なので失敗できないという変な緊張感がありました(笑)

真矢さんは、温度を持ってセリフが出てくる

真矢ミキさんの印象を教えていただけますか?
初めてお会いした時から、とてもあたたかい方だと感じていました。最初にシーンをご一緒させていただいた時、私も真矢さんのセリフを覚えていったのですが、真矢さんが言葉を発すると温度を持ってセリフが出てくるような感じがしました。
休憩時間に「朝子は頭、小さいね」って頭をなでてくださったのですが、その手もとてもあたたかくて。いつも同じ目線に立ってくださる優しさを持った方だと感じています。

自分の色を見つけて出していきたい

2021年の目標、将来的な目標は?
来年はもう少し自分の色を見つけて出していきたいと思います。私は根がマジメ過ぎて少し固執してしまうところがあるようで…。自分の芯はぶれずに色々なことを吸収しながら、魅力的な人間像を生み出せていけたらいいですね。
視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
「第2ハチドリの家」の子どもたちのような出来事が、世の中に実際にあるということを頭の片隅に置いて見ていただけたらと思います。所々で目を背けたくなるような出来事もありますし、ハッピーエンドではないこともあります。この作品が今まで知らなかったことを考えるきっかけになるとうれしいです。

西本まりんインタビュー

毎日が学校のような、家族のような…

日々の撮影で、今感じていることは?
毎日が学校のような、家族のような…。キャスト・スタッフの皆さんと会わない日は、さみしい感じがします(笑)。夏美役は、元気さは普段の私とあまり変わらないと思っていますが、テンションをもう少し大げさにするイメージで演じています。
今までで、印象に残ったシーンはありますか?
第3話の流し素麺のシーンでのみどり(hibiki)との大ゲンカです。楽しく食べたかったのに、全然楽しく食べさせてもらえないという。アクションの先生に指導していただいたのですが「ここでこう押し倒して」など、予想以上に激しいシーンで驚きました(笑)。

真矢さんは女神様みたいな方

真矢ミキさんの印象を教えていただけますか?
女神様みたいな方です。あたたかい包容力でいつも私たちのことを見守ってくださっています。ふたりでお話をさせていただく機会があったときに「夏美は難しい役だけど、嫌なイメージにもならずにちゃんとやれているね」と言ってくださったのが本当に救いになりました。いい意味でみんなに馴染めていない、トラブルメーカーの夏美という役がちゃんと伝わっていると思って嬉しかったです。

名バイプレイヤーと呼ばれる人になりたい!

2021年の目標、将来的な目標は?
「この作品にもこの作品にもこの子出ていて、誰なんだろう?」と気になってもらえるような、名バイプレイヤーと呼ばれる人になりたいんです。「西本まりん」という名前が目立つより、作品の中に溶け込めるような俳優になりたいです。
視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
この作品には色々な問題を抱えている子どもたちと見守る大人たちがいて、見てくださっている方がその中の誰かに共感し、考えさせられる部分があるような気がしています。私もこの作品でたくさんのことを教えていただいているので、その思いも視聴者の皆さんに届いて、共有していただけるようなお芝居をしたいと思います。

清水香帆インタビュー

希望は今まで挑戦したことがない、とても難しい役

日々の撮影で、感じていることは?
希望は今まで挑戦したことのない、意志の強い少女でとても難しい役です。最初はとても緊張していましたが、今は毎日の撮影が楽しいです。
真矢ミキさんの印象を教えていただけますか?
優しくて明るくて、包容力のある素敵な方です。最初にご挨拶に行った時に「香帆ちゃんは希望にぴったりだね」と言ってくださいました。お仕事から日常のことまで、楽しくお話しさせていただいています。

真矢さんのように人を幸せにする演技ができる俳優になりたい

2021年の目標、将来的な目標は?
俳優としてもモデルとしても、もっと活躍できるように頑張りたいと思います。将来は真矢ミキさんのように、見ている人を幸せにする演技ができる俳優になりたいと思っています。
視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
希望は意志の強い子ですが、ただ意思が強いだけではなくて、不安や葛藤も抱えています。難しい問題に、必死に立ち向かっている強い女の子なので、そんな希望を皆さんにも愛していただけたらと思っています。