土砂災害に警戒!
今日は東海3県、三重と岐阜を中心に大雨に。愛知は今夜遅くに雨のピークで、東海3県明日朝まで雨残る所も。雨が止んでも、低地浸水、河川の増水氾濫、土砂災害に厳重に警戒願います。
午後4時までの24時間積算降水量、三重や岐阜では200ミリを超えている所もあります。
午後6時のレーダー画像、広く雨。激しい雨のエリアが点在しています。雨域は全体的に東へ、北へと移動しています。
なぜ、東海で大雨となっているのか。ちょうど近畿から東海に等圧線の狭い所がかかる。気圧の差大きく、風が強くなるということ。暖かく湿った南風の通り道となっている。南風と南東風が入り、下層で空気がぶつかって(収束といいます)、上昇流が発生し、雨雲が活発に。
19:50、警報が発表されています。最新の情報確認は気象庁HPからお願いいたします。
明日までに予想される雨量です。東海3県非常に激しい雨のおそれ。
降り始めから(午後5時まで)の雨量、三重大台町で627ミリ、岐阜関ケ原町333ミリなど。すでに大雨のあった地域は地盤が緩んでいるので土砂災害に警戒を。土砂災害の予兆です。まず、山崩れがけ崩れ、山や崖の急な崩落です。小石が落ちてくるなどの予兆があります。地すべり、こちらは斜面のゆっくりした崩落です。ひび割れなどの予兆が。地中のガスが放出され変な臭いがすることも。そして、土石流、土砂や岩石が雨水とともに勢いよく流出すること。川の水位が下がる、これは上流で川がせき止められて一時的に水位が下がり、その後一気に濁流が押し寄せる可能性があります。いずれにしても早めの避難を心掛けてください。
明日の予想天気図です。湿った空気の流入は徐々に東へ。
最後にお天気のあらすじです。大雨のピークは今夜。明日朝まで雨残る所もありますが日中は回復して晴れ間もありそうです。
最後の最後に本日使用のフリップ。かっこよく天気図に手書き解説と考えていたのですが、本番時は雨でマジックがうまく出ず撃沈...。上の方にある画像の赤い矢印は実は本番後にきれいに書いたものです。皆様、くれぐれも大雨災害に厳重な警戒を。ではまた明日!