新型コロナの影響を今年も受ける『受験』で直近に予定されているのが大学入学共通テストです。

 共通テストを利用するのは、全国の国公立・私立大学・短大の合わせて864校。愛知・岐阜・三重の東海3県では、大学や高校など63の試験会場で合わせて5万3千人余りが受験します。

 本試験は1月15日と16日、追試験は1月29日と30日の日程で行われます。

 感染リスクが高まる中で救済策として文部科学省が打ち出したのが、本試験も追試験も受けられなかった場合は、各大学が個別で実施する入試の結果で合否を判定するというもの。

 これについて名古屋大学の入試担当者は「昨夜、文部科学省から通知が来たばかりで困惑している。どのように対応するか慎重に検討したい」と話し、詳細は決まり次第、大学のホームページで知らせるということです。

 判定基準や公平性の担保といった課題が大学側に委ねられることになるわけですが、一番大事なのは受験生を感染から守る社会の行動なのかもしれません。

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