『セブンルール』  #161 江戸切子職人・三澤世奈

 

『セブンルール』

放送日:8月25日(火)23:00~

カテゴリー:バラエティ・音楽

<見出し>
ミシュランの名店や一流ホテルで重宝される江戸切子職人・三澤世奈。180年以上続く伝統工芸の世界に女性職人ならではの発想で、新たな風を吹き込む彼女のルールとは…?

<番組内容>
ガラスの表面をカットすることで美しい模様を浮かび上がらせる江戸切子。今回の主人公は、日常に溶け込むカワイイデザインで注目を浴びる江戸切子職人・三澤世奈。彼女が手掛けたグラスは、ミシュランの名店や一流ホテルなど多くの場所で重宝されている。

三澤が働くのは、グッドデザイン賞など、数多くの賞を受賞し、国内外から高い評価を集める堀口切子。彼女の親方であり、切子の世界では誰もが知る職人の堀口徹も「色の組み合わせにやられた。今までの江戸切子になかったし、正直、自分の中にもなかった」と期待を寄せる。

昨年は、29歳の若さで自身のブランド「SENA MISAWA」を立ち上げた。格式高いイメージがある江戸切子を、日常に合うようなカジュアルなものにすれば「私も使ってみたい」と思ってもらえるのでは、と裾野の広がりを考えたからだ。 

しかし、「毎日が挫折と成功の連続」と三澤は言う。「これができるようになった」という日もあれば、「まだこれができないんだ」と、自分の力量に気が付く日々。

江戸切子は、職人の数が減少するなど徐々に衰退しつつあるが、三澤は、「自分自身が江戸切子に人生を豊かにしてもらった。恩返しをしていきたい」と語る。「生きている中で一番楽しい」と、爽やかにほほ笑む彼女の7つのルールに迫る。