『セブンルール』  #208 居酒屋「世界の山ちゃん」代表取締役 山本久美

 

『セブンルール』

放送日:7月27日(火)23:00~

カテゴリー:バラエティ・音楽

<見出し>
名古屋で創業。愛知県を中心に日本全国に60店舗以上、海外にも展開する居酒屋「世界の山ちゃん」代表取締役・山本久美に密着。5年前、カリスマ経営者だった夫の急逝で、専業主婦から約1,000人の社員・アルバイトを率いる代表取締役に。伝統を守りながらも、異色の経歴から生まれる新たなチャレンジで、夫が遺した会社を発展させる彼女の7つのルールとは。

<番組内容>
今回の主人公は、居酒屋「世界の山ちゃん」代表取締役・山本久美。全国に60店舗以上、台湾やタイなど海外にも展開する人気外食チェーンで、みそカツやどて煮などの名古屋めしを低価格で提供する。看板メニューの秘伝のコショウとタレでスパイシーに仕上げた「幻の手羽先」は、コロナ禍でも1日に全店舗合計で2万本売れる日もある人気ぶりだ。40年前に名古屋で創業したのが、夫の重雄さん。「世界の山ちゃん」看板のモデルとして知られ、カリスマ経営者として1代で全国展開を果たしたが、5年前の夏に病気でこの世を去った。突然の事態に家庭も会社も混乱したが、専業主婦だった彼女が「今は私がやるしかない」と一念発起し、亡き夫の跡を継いで会社の代表に就任した。

子どもの頃からスポーツ好きだった彼女は、中学時代にはバスケットボールに打ち込み、キャプテンとしてチームをまとめ、全国優勝を達成。大学卒業後は小学校の教員としてクラブチームを指導し、結成1年目で全国優勝を果たした。当時、知人の紹介で出会ったのが重雄さん。筋の通った人柄にひかれて結婚し、専業主婦の道を選んだ。妻として夫を支え、母として3人の子どもを育てる裏方の彼女が、ある日突然、会社のトップとして社員・アルバイト合わせて約1,000人を率いる立場に…。悔し涙を流したこともあるという彼女を襲った試練、家族や夫が育てた会社への思いとは。

経営に関してはまったくの素人だったが、異色の経歴から生まれる手腕で業績を伸ばし、2019年には過去最高となる年商81億円を記録した。その背景には、現場の意見を大事にする姿勢、メニューの改良、新たな託児サービスなど、カリスマだった夫とは異なる女性ならではのアイデアがあった。亡き夫の「挑戦や変化は必要」という言葉を胸に、伝統を守りながらも新たなチャレンジで会社を発展させる「世界の山ちゃん」代表取締役・山本久美の7つのルールに迫る。