山肉ハンター ~安田さんちの裏山で~

 

山肉ハンター ~安田さんちの裏山で~

カテゴリー:ドキュメンタリー

<見出し>
三重県いなべ市の山の麓で田舎暮らしをする安田佳弘さん一家。その暮らし方に現代社会における「人間らしい生き方」のヒントを探ります。

<番組内容>
 三重県いなべ市の山の麓で田舎暮らしをする安田佳弘さん一家。四季折々、自宅裏の山で鹿や猪などの動物、山菜、木の実、野草などを狩猟や採取。自然と共生しながら暮らしている。
 安田さんの職業は猟師。家族を養うため、そして自分の子どもにちゃんとした物を食べさせたいという思いから始めた仕事で、強いこだわりを持っている。しかし、お金のためにやみくもに猟をするわけではない。捕獲の頭数、方法、その後の解体など随所に詰まった安田流。捕獲した肉を食することはもちろん、皮、角、骨などは加工品にして、捨てる部位は一切出さないという信念と動物への尊厳。そんな普段見ることが出来ない猟師の仕事ぶりに密着。「この仕事は慣れたら終わりだ」と語る安田さんの本音と葛藤から見えてくるものとは?《人間が生きていく上で必要な事》、《人間ならではの強み》とは一体何なのか?
 一方、そんな父の生き方は息子の凪(なぎ)くん(小5)にはどう映っているのか?物心ついた幼少期から父と山へ出かけ、自然とともに暮らしてきた凪くん。小学校へは片道1時間かけて歩いて通い、テレビゲームよりも山で遊ぶことが大好き。今では、父のネイチャースクールにスタッフとして同行するほど。そんな親子の暮らしぶりから見えてくるものとは?
 番組では、安田さん一家の暮らしぶりを見つめ、今だからこそ見えてくる、現代社会ならではの「人間らしい生き方」のヒントを探る。