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法律に振り回された若者たちの結末は!?

「抽選見合い結婚法」という法律に振り回される現代の若者たちが、リアルな社会問題に直面する、社会派ヒューマンドラマ『結婚相手は抽選で』。ネットを中心に、特に同世代の若者の共感を得たドラマもついに最終話。キャストの皆さんに見どころ等をお聞きしました。

野村周平「最後まで、皆の人生を見守って欲しい」

まず、今まで観ていただいた方、本当にありがとうございます。最終話は龍彦が政府に立ち向かって行く姿や、奈々との距離が縮まって今後どうなっていくのかなどいろいろとありますが、ドラマは龍彦だけの人生を描いたものではないので、奈々、嵐望、好美の人生も最後までどうなるかわからない展開になっています。しっかり見逃さないで皆の人生を見守って欲しいと思います。

高梨臨「ようやく救われた奈々の姿を、ぜひ観ていただきたい」

奈々は最終話に龍彦がある行動を取るまで、ずっと苦しみ続けていて、結局、自分だけが成長していないという葛藤が7話まであるんです。でも、龍彦には逃げないで欲しい、頑張って欲しいと思う、ある意味、自分の気持ちを龍彦に託したことにより、奈々もようやく救われるという場面が最終話にあるので、ようやく変われた奈々の姿をぜひ観ていただきたいです。そして、他の3人が今後どんな人生を歩んでいくのかを、私も一視聴者として楽しみにしています。

大谷亮平「僕も、相手を思いやる気持ちを大切にしたい」

嵐望は好美に手紙やメールを送るなどして、自分の気持ちに正直に、やれるだけのことをやって、好美のことを待っています。お母さんと共に生活している好美が、自分の決断として、どうラストを迎えるのか? そこが最終話の見どころだと思います。嵐望のように僕も、“この人しかいない”と思える人とめぐり会えたら、相手を思いやる気持ちを大切にしたいと改めて思いました。

佐津川愛美「好美としての結論、意思を見せて、幸せをつかめるのかな!?」

好美の決断はもちろん自分で選んでいますが、いい意味で、そういう流れが来て道ができたという部分もあると思います。それをどうやって自分の人生にしていくか、好美としての結論、意思を最終回でお見せできると思います。嵐望さんと出会っていろいろと経験して、成長させてもらった好美。「抽選見合い結婚法」を通じて、自分の幸せをつかめるのかな!? 最後までお楽しみください。

若村麻由美「大臣を引き受けて“親子の絆”を結び直すことができた」

小野寺友紀子個人にとって、今回の大臣を引き受けたことは何だったのか? という意味を振り返って考えれば、本当の“親子の絆”を結び直すことができたことが大きかったと思います。登場人物が振り回されたありえない法案でしたが、非現実的であろうと思われる法律が打ち上げられたことによって、リアルな問題が浮き彫りにされていったこのストーリーは面白かったと改めて思っています。