まもなく夏休み。海水浴などレジャーを愛知県の知多半島で楽しむ人も多いのではないでしょうか。

 その玄関口、知多半島道との阿久比と大府のパーキングエリアがリニューアルオープン。レストランにもお土産屋にもある徹底したこだわりがありました。

 名古屋と知多半島を結ぶ知多半島道路に、18日、リニューアルオープンした阿久比と大府のパーキングエリア。

 まず目につくのは、空に向かってとび出すように木材が使われた外観。木の柔らかい色合いが涼しさを誘ってくれます。

客:「立派になってびっくりしたね」

別の客:「すごく変わっていいです」

 出迎えてくれたのは東京・恵比寿と名古屋の人気店、日本料理「賛否両論」の笠原将弘シェフ。こだわりは…?

笠原将弘さん:
「知多半島のおいしい食材を使って地産地消のおにぎりを作りたいと思いました」

 地元の食材にこだわったおにぎり。お米は知多半島産、牛しぐれも知多牛です。知多牛の赤身と脂のちょうどミックスされた部位を使い、隠し味に白ワインが…。

 汁物は日替わり、この日は知多の豚肉と阿久比産の赤みそを使った具だくさんの豚汁でした。

 続いてはイタリアンのお店、「チッタデイタリア」。三重県菰野町の「アクアイグニス」にも店を構える奥田政行シェフがプロデュース。

 知多の豚肉を使ったチョリソーをたっぷりのせて、石窯で焼いた本格的なピザや知多半島で水揚げされたシラスをたっぷりのせたペペロンチーノなどが楽しめます。

 また、旅には欠かせないお土産も充実!!開発で腕を振るったのが、パティシエ界の巨匠、辻口博啓さん。

 地元の銘菓にヘーゼルナッツを加えたものや地元産のいちじくをふんだんに使った羊羹も。ひと工夫されたおよそ300点の土産物が並んでいます。

 中でも目を引いたのは「たまねぎのラズベリー漬け」、洋風のつけものです。

アナウンサー:
「タマネギがシャキシャキして、ラズベリーの甘酸っぱさ、ほどよい酸味がきいていて夏にぴったりです」

辻口博啓さん:
「ちょっと熱を下げてもらえるので熱中症にもいいです」

 今回のリニューアルでもうひとつ力を入れたのは、地元情報の紹介。知多半島の観光スポットのパンフレットなどの情報を自治体ごとに集めたコーナーです。パーキングエリアで情報を知ってもらうことで、旅の幅を広げてもらうのが狙い。

 この夏は、パーキングエリアを利用して愛知の知多半島を満喫してみてはいかがでしょうか?