23日、愛知県の豊橋市役所で「エロティック東三河」と銘打ったイベントの記者発表がありました。
あまりニュースでは出てこないワードが含まれていますが、主催者の方は真剣な表情で会見。そのイベントの中身とは…?
(記者リポート)
「あ、ありました。『エロティック東三河」って書いてあります」
豊橋市役所に到着した取材班を待ち受けていた、「エロティック東三河」と書かれた貼り紙…。これは、いったい…。街の人に伺ってみると…?
女性:
「ちょっと大人の雰囲気のピンクな感じのものなのかと…」
男性:
「エロいやつか!?エロっぽい印象がある」
やはり皆さん、ご存じない様子。では聞き方をかえて、エロティックと東三河で連想するものといえば…?
男性:
「伊良湖岬の恋路ヶ浜かは自分の若い頃はデートスポット」
恋人の聖地・恋路ヶ浜…エロティックというよりもっとピュアな場所の印象。
女性:
「豊橋名物っていったら『ちくわ』じゃん。エロティックじゃないね」
別の女性:
「渥美半島ではこれからキャベツや大根が多く出回ってくる」
愛情たっぷりに育てられた特産のキャベツは、確かにはち切れんばかりにプリッとはしていますが…。
(記者リポート)
「まもなく会見が始まります。謎に包まれたイベント『エロティック東三河』の全貌が明らかになります」

菅原浩志監督:
「エロティシズムとは、通常のエロティシズムではなく、美しいもの、美をつなぐもの。東三河から生まれる美や食をエロティシズムとして出していきたい。この東三河の良さを全国に知っていただけるいい機会だと」
「エロティック東三河」とは東三河地域の農家が中心となって開催する農産品PRのイベントのこと。
会場は東京のど真ん中「六本木」。11月24日、六本木ヒルズ脇のイベントスペースで愛知県東栄町で獲れる鮎や豊橋特産のキャベツやトマトなど、自慢の農産物や魚介類を販売し東三河の魅力を全国に発信します。

さらに、マハラジャ六本木で開催される「エロティック東三河街コン」!
農業などに従事する東三河の鍛え抜かれた男性と都会の女性が運命の出会い!?後継者不足を解消しようとド派手な婚活イベントを企画しました。
しかし、やはり気になるのは「エロティック」というタイトル…。その狙いは?
清水貴裕プロディーサー:
「エロティックという言葉は決して皆さんに受け入れられる言葉ではないです。ただ、この一日のイベントにかける思いを皆さんに伝える意味でも、エロティック以上の言葉は思い浮かびませんでした」
実は豊川用水50周年企画だという「エロティック東三河」。東三河の魅力は、全国の人に伝わるんでしょうか…。