ステーキの市場規模が拡大しています。「熟成肉」や「肉バル」など、人気が続いていますが、最近のキーワードは「厚切り」!
全国に300以上展開している「いきなり!ステーキ」がきっかけとなり、名古屋でもド迫力の厚切り店が相次いでオープンし、注目を集めています。

■厚切り+BBQスタイル
名古屋市西区にある「厚切りステーキのたわらや」。精肉店が経営していて、ウリは肉の「新鮮さ」です。
つなぎを一切使わない、牛100%のハンバーグ(たわらやハンバーグ:734円)や、ランチのステーキセット(ランチカットステーキ200g:1166円)など、上質な肉がお値打ち。

そして店の一番人気は…?
厚切りステーキのたわらや・河辺朗久さん:
「ハンガーステーキが非常に人気です」
柔らかい肉質が特徴の赤身肉のハンガーステーキ(300g1706円)!300グラムでボリューム満点。そして、食べ方にもポイントがあります。
河辺さん:
「当店はすべてレアの状態でお肉を提供しておりますので、鉄板でお好みの焼き加減にして食べてください」
全席、鉄板付きで、自分の好きな焼き加減で焼くBBQスタイルになっているんです。
清水亜里沙アナウンサー:
「旨味が濃い。レアのとろけるのがたまらないですね。いいお肉って感じがすごくします」
河辺さん:
「でもうちで一番安い肉ですけど…(笑)」
厚切り肉を自分好みの焼き加減で!BBQスタイルのステーキ、注目です。

■店員「ええ、もう肉のマウンテンです」
今年9月に、名古屋市東区にオープンした、ド派手な外観の「ステーキハウス インディアンズ東片端店」。
開店前から行列もできるこのお店は、去年10月名駅エリアに1号店がオープンしてからわずか1年で4店舗を出店。名古屋で今一番勢いのあるステーキ店と言われているんです!
お客さんに話を聞いてみると…。
女性客:
「(ステーキが来た時は)わおー!っていう感じ。見ただけでお腹いっぱいになる」
男性客:
「ボリュームがすごいですよね」
別の男性客:「量がとにかく多い」

とにかくボリュームがすごい!という声。その看板メニューが、牛の横隔膜・ハラミを使った1番人気の「インディアンズステーキ」。なんと約450グラム、厚さも3~4センチもあるんです。まるでちょっとした「岩」。高さもあるんです。
ボリューム満点のメニューは他にも…。
ステーキハウス インディアンズ東片端店
店長代理・丸田傑さん:
「はい、こちらどうぞ。当店のステーキ丼です」

清水アナウンサー:「えっ、山ですか?」
丸田さん:「ええ、もうマウンテンです」
清水アナウンサー:
「マウンテンですね、ステーキの山ですね。重い……。中々の高さありますよ。私の大きめの顔と比べても…」

まるで肉の山!総重量600グラムの「ステーキ丼」です。
さらに、「肉バカバトル」というユニークなメニューでは、およそ1.3キロのステーキとライスを30分以内に食べれば、6480円の料金が無料になるという大食いチャレンジです。
YouTubeなどに投稿する人も多く、エンターテイメント性も人気の理由の一つです。
丸田さん:
「1人で来ても、家族みなさんで来ても、楽しんでいただける。見た時に楽しんでいただければいいです」
「厚切り」に加え、「自分で焼くBBQスタイル」、さらに「肉のエンタメ」まで。名古屋のステーキブームは、まだまだ盛り上がりそうです。