宇野昌磨選手や坂本花織選手も参加していたフィギュアスケート全日本シニア合宿。その1つ下のジュニア世代の合宿が、同じく中京大学のリンクで行われました。
スケート王国愛知で次世代の注目選手3人を取材しました。

■今シーズンの目標は「トリプルアクセル」…河辺愛菜選手(14)
小学生から高校生までの選手が参加する中、注目を集めていたのは、名古屋市出身の河辺愛菜選手。
河辺愛菜選手:
「今シーズンは(トリプル)アクセルを決められることを目標に、他のジャンプでもミスをしないように頑張りたいです」
その言葉通り、今回の合宿では何度もトリプルアクセルを成功させると、さらにはシニアでも決める事が難しい、トリプルアクセル・ダブルトウループのコンビネーションジャンプも。今シーズンの活躍に期待がかかります。

■名門グランプリ東海に所属…松生理乃選手(14)
そして村上佳菜子さんのクラブの後輩で、トリプルアクセルの練習を始めたという松生理乃選手。山田満知子先生にもアドバイスをもらいながら、積極的に挑戦していました。
松生理乃選手:
「ちょっとずつ(トリプルアクセルの)練習をしていて、でも全然回転が回らなくて。アクセルを跳んでいる選手の動画とかを見て勉強して、もっと回れるようにしたいと思います」

■振り付けは“世界女王”の安藤美姫さん…荒木菜那選手(17)
一方、中京大中京高校3年生の荒木菜那選手。実は今年のフリープログラムの振り付けを同じ高校の先輩・安藤美姫さんに依頼したそうです。
荒木菜那選手:
「この間来てもらった時は手直しで精一杯で、曲も壮大なので自分も壮大にかっこよく滑れたらいいなと思います」
今シーズン、若きスケーター達がどのような活躍を見せてくれるのでしょうか。