昔懐かしい町の中華屋さん「町中華」が、今人気を集めています。地元の人に聞いた東海3県の知る人ぞ知る「町中華」特集第3弾は、名古屋市西区の庄内通エリアにあるお店の絶品酢豚と激辛ラーメンです。
■庄内通エリアで発見した町中華

名古屋市の庄内緑地公園を訪れていたご夫婦に教えてもらったのが町中華のお店「亜華(あか)」。場所は、名古屋高速「鳥見町」ICのそばです。

お店の名前は、マスター「尹小華(い・しゅうか)」さんの「華」と、奥さま「張亜蘭(ちょう・あらん)」さんの「亜」から命名。長男の「尹 凱(い・がい)」さんは目下、料理の修業中です。

中国で料理人だった尹さんが夫婦で来日したのは25年前、その5年後に独立開業しました。本場の味が地元の人たちを引きつけています。
■人気のランチメニュー「酢豚定食」に光る熟練の技

人気のランチのひとつ「酢豚定食」。片栗粉にレモン汁を加え、程よい“あまじょっぱさ”を演出。この道40年のマスターだからこそできる味です。

ランチはボリュームたっぷりで750円。

単品だとキクラゲや肉の量が増えて880円です。
■常連だけが知る「激辛特製台湾ラーメン」は“うま辛い”

そして、裏メニューの「激辛特製台湾ラーメン」。通常メニューの台湾ラーメンと、並べて比べると、色の違いは一目瞭然…見た目からしてその辛さが伝わってきます。

味はむせるほどの辛さ…だけどおいしい!止まらない!箸がすすみます。
Q.息子さんに継いでもらいたいという思いはありますか?
マスターの尹小華さん:
「そうですね」

Q.息子さんからお父さんはどんな存在ですか?
凱さん:「目標ですね」

庄内通で発見したのは、素敵な親子が切り盛りする町中華の絶品酢豚と激辛ラーメンでした。
東海の人気“町中華”3