感染の拡大が続く、新型コロナウイルス。児童、生徒・教師などに感染が確認された場合の、東海3県と名古屋市の学校等での臨時休校の対応などについて取材しました。

 名古屋市は14日間の臨時休校とするよう、教育委員会が市内の学校や幼稚園に通知を出しています。

 愛知県の県立学校は、感染者に症状がある場合は、臨時休校となりますが、状況によるとのことで、日数は決めていません。また症状がない場合は検討中ということです。

 岐阜県は、感染者が出た時点で臨時休校とするものの、休みの日数に関しては、状況によるとして決めていません。

 三重県は感染者が出た場合、臨時休校とし、日数については数日から2週間を目安にするとのことです。

 また卒業式については、名古屋市は臨時休校と重なった場合、中止か延期かは学校が判断。大切な行事なのでなるべくできるように時期を探るとのことでした。

 感染者がいない場合でも、卒業証書の授与を代表者だけにするなど時間の短縮を各学校に求め、出席者について、保護者以外の家族や在校生の見合わせも検討するよう要請しました。

 愛知県は、臨時休校と重なった場合は、予定日には行わないものの、中止か延期かは現在検討中。感染者がいない場合、どう式を行うかは学校の判断となります。

 岐阜県も愛知と同じで、中止・延期は検討中です。感染者がいない場合も、名古屋と同じく時間短縮、出席者の制限を要請しています。

 三重県は中止・延期は検討中。感染者がいない場合も、時間短縮・出席者の制限を要請しているということです。