政府が発令した新型コロナウイルスでの『緊急事態宣言』。東海地方の交通機関や首都圏へ進出している企業などの対応をまとめました。

 東海道新幹線の運行は、JR東海によると
「輸送力を適切に確保するよう努め、利用状況を踏まえ、輸送計画を検討する」ということです。現状は去年とほぼ同じ本数を予定していますが、緊急事態宣言後の利用状況次第では、運行本数を減らすことも含め検討するということです。

 さらに、名古屋駅周辺の商業施設は、8日からジェイアール名古屋タカシマヤとゲートタワーモールが営業時間を短縮して、午後7時に終了になります。

 そして、首都圏にも出店している東海地方の企業では、カレーの”ココイチ”やスギ薬局などは、原則営業は続けますが、「店舗が入るビルが使用制限になれば、その店舗も営業休止になる」ということです。

 また、トヨタやデンソー、ブラザー工業などはすでに「東京勤務の社員は原則在宅勤務」といった対応をしています。

 中でも、名古屋市中村区に本社があるDMG森精機では東京勤務の社員は、同じく原則在宅勤務ですが、「出社が必要な場合は公共交通機関での通勤を禁止」、「通勤に使うタクシー代などを会社が負担する」などの取り組みをしています。