外出自粛が呼びかけられる異例のGWとなった今年、東海3県で実際にどれくらい人出が減ったのか、去年とデータを比較してみました。

【交通機関】

・東海道新幹線

JR東海によりますと、去年のGWは上りで最高120%、下りで最高150%の乗車率と、満席やほぼ満席の状態が連日続きましたが、今年は連日乗車率が10%以下で、利用人数は去年のわずか6%の「29万2000人」と過去最低でした。

・高速道路

去年と比較した今年のGWの1日当たりの平均交通量は、名神高速・一宮JCTから岐阜羽島ICでは、およそ4万台で58%減。

東名阪・四日市ICから鈴鹿ICではおよそ5万台で、64%減少しました。東海地方全体でも、10キロ以上の渋滞はなかったということです。

【主要駅周辺の人出】データ提供:NTTドコモ

GW最終日の7日の各駅周辺の人出を去年のGWの平均と比較しました。

名古屋駅:81.6%減

栄駅:76.1%減

岐阜駅:48.9%減

津駅:27.1%減

四日市駅:29.9%減

【伊勢神宮周辺の人出】データ提供:KDDI

GW最終日の7日の伊勢神宮周辺の人出は、KDDIの調査によりますと去年のGWの平均と比較して95.8%減少したということです。