トヨタ自動車がフルモデルチェンジした「ハリアー」を17日、発売しました。スポーティな要素と多目的を両立させた、いわゆるSUVの「都市型モデル」として人気の車種です。
外観のデザインや室内のインテリアまで、すべて新しくなりました。
17日、販売を開始したトヨタの新型「ハリアー」。「都市型SUV」として初代が発売された1997年以来、これまでに国内で67万台余りを販売しました。

室内は上品で贅沢な空間を演出しています。

そして、時代を反映したこんな機能も…。
ハリアー:
「こんにちは、ご用件をどうぞ」
記者:
「空を見せて」
ハリアー:
「調光ガラスをONします」
声で指示を出すと天井ルーフが開き、外の光を取り込むことができるようになりました。

さらに透明度を変えることができる調光ガラスを採用。光の加減も変幻自在です。

また、ドライブレコーダー機能が付いたルームミラーを搭載。

後方の様子を映し出すだけでなく、前方も含めて録画することができます。「あおり運転」など、危険な運転に対するドライバーの安心をサポートします。

ハリアーといえば、これまでは「タカ」のマークが象徴的でしたが、今回は「トヨタマーク」に変更。これには理由がありました。

トヨタは4つの系列販売店で扱う車種を分けていましたが、これを撤廃。新型ハリアーも全店で販売できるようになり、マークも変更されたのです。
しかし、あの「タカ」のマークは、こんなところに残されていました。

価格は299万円から504万円となっていて、毎月3100台の販売を目指すということです。