はっきりと名前がつかない家事で、積もり積もると手間になる『名もなき家事』。

 家事研究家・香村薫さんと4人の子供がいる麦沢さんの家を訪ね、『名もなき家事』を解決しました。

 毎朝、家族のお弁当を作っている麦沢さん。うちわでパタパタと、フタができるようになるまで冷まします。忙しい朝は、この時間も惜しいです。

 そこで、香村さんのおすすめは…?

香村さん:
「お弁当箱を冷凍庫で冷やしておいてもらいたいです」

 早速、お弁当箱の保管場所を冷凍庫に変更。保冷剤やバランなどのお弁当グッズも一緒に収納します。

 下に金属製のバットを敷くと取り出しやすくなり、お弁当を一気に冷ますことができて一石二鳥です。

このアイデアは作り置きのおかずを冷ます時にも応用できます。

麦沢さん:
「発想の転換というか、まさかこっちを冷やしておくって全然思いつかなかったので」


たくさんの「名もなき家事」の解決法を知る香村さんですが、「まずはこんな家事があるということを知ってもらうこと」と話し、家族にどうしたら相談して共有することが大切だとしています。