31日はハロウィーン。今年は新型コロナの影響で、家やオンラインで楽しむ「おうちハロウィーン」が人気となっています。皆さん、どのように楽しむのでしょうか。

 ハロウィーンと言えば、毎年仮装した人たちで街も賑わいますが、今年は新型コロナの影響でイベントが軒並み中止に。

 名古屋・栄で毎年開催されている仮装パレードは、事前に仮装写真を募集し、YouTubeで配信するオンライン開催となりました。

 皆さんはどう過ごすのか、街で聞いてみると…。

街の人:
「(家で)ケーキを買って、パーティーはするかなと思います」

別の人:
「去年みたいにガチじゃなくてちょっとだけ。家でUberEatsとかを使って、パーティーもいいなって思います」


 ほとんどの人が「家で楽しむ」とのことでした。

 名古屋市中区栄の「ロフト名古屋」。ハロウィーングッズ売場にはある変化が…。

ロフト名古屋の担当者:
「例年に比べて全身物よりは、頭とか顔周りの物の方が多く売れています」

 今年はオンラインでの需要を見込み、上半身の被り物を多く取り揃えているそうです。また、ジェイアール名古屋タカシマヤのデパ地下では…。

(リポート)
「スイーツもハロウィーン仕様になっています。ステッカーにはおうちハロウィーンと書かれています」


 家で楽しめるよう、写真映えのするグルメおよそ70種類が揃います。

 では、実際に「おうちハロウィーン」をどう楽しむのか、家にお邪魔してみました。

 愛知県長久手市に住む大学4年の双子姉妹、はるかさんとゆうかさん。

姉妹:
「(毎年)ディズニーランドでハロウィーンの期間に仮装するんですけど、今年はコロナの影響でイベントが中止になっているので…。家で仮装して2人で写真を撮ったり、色々しながら楽しみたいと思います。(衣装は)全部で40着くらいになります」

 衣装は手作りのものから購入したものまで、およそ40種類。

 今年のハロウィーンは、一番のお気に入りという「アナと雪の女王」の仮装をしてオンラインで参加します。

 姉のはるかさんはアナと雪の女王の「エルサ」に、妹のゆうかさんは「アナ」に変身。

 その後、SNSに投稿するため自ら写真撮影。部屋に一眼レフカメラと照明を設置し、撮影します。

姉妹:
「本格的にこうやって照明とか背景とかを使い出したのは、今年にコロナで外に出られなくなってから、こういうグッズを集めました」

 30分かけて約50枚の写真を撮影。これをSNSに投稿し、仮装の反応を確認したり、他の人の仮装にコメントを書き込むなどして楽しむそうです。

姉妹:
「(家で過ごすハロウィーンは)面白いです、新しい面白さがある。普段繋がれない人と(SNSやリモートで)繋がれたりするので、面白いと思います」

 サカエ・ハロウィーンはYouTubeで31日午後3時から生配信され、様々な仮装が登場します。どなたでも無料で参加できます。

 日本ハッピーハロウィーン協会によりますと、ハロウィーンでの仮装の流行は、2017年がブルゾンちえみ、2018年がひょっこりはん、2019年がジョーカーだったということですが、2020年は「鬼滅の刃」になると予想されています。