岐阜県川辺町の山あいにある、ユニークなネーミングで知られるシイタケ農場は、原木栽培にこだわっておいしいシイタケを作っています。
川辺町の「しいたけブラザーズ」。原木栽培にこだわってシイタケを育てている農場です。

3人兄弟で始めたから、「しいたけブラザーズ」。現在は長男と次男が独立し、三男の横田泰弘さんが代表を務めています。

ビニールハウスの中に組まれている原木。

かわいらしい「シイタケの赤ちゃん」が顔を見せていました。

1回芽が出れば、7日から10日ほどで採れごろです。

傘が開き、厚みも出てきたら食べ頃の合図。

「しいたけブラザーズ」ではシイタケ狩りを体験できます(100グラム324円)。

訪れた人はだいたい40個、1キロほどを採っていくそうです。

シイタケはカルシウムの吸収を助けるビタミンDが豊富。この店のしいたけを食べると旨味が口の中に広がり、香りもしっかりあります。

横田さんは、「日本にあるシイタケの原木栽培は、どんどん減少していってしまうので、力ある限り、このおいしさを守っていきたい」と話しています。

おいしくて栄養たっぷり、原木栽培のしいたけをこれからも守り続けていきます。