新型コロナワクチンの東海3県での接種スケジュール。一般市民への接種の開始は、医療従事者への接種が終わった4月以降となっていますが、政府は優先順位をつけています。

 まず4月から65歳以上の高齢者。ここには、現在65歳以上の人だけでなく、来年3月末までに65歳になる人も含まれます。

 続いて、感染した場合に重症化の恐れがある基礎疾患のある人や、高齢者施設の職員と、接種の範囲を広げていきます。

 接種を受けるために必要なのが「クーポン券」。対象者には住民票を登録している自治体から、名前や管理番号が書かれたクーポン券が届き、それを会場に持っていって接種するというのが大まかな流れです。

 原則、住民票を登録している市町村で受けることになりますが、出産のため帰省している人、単身赴任の人、下宿している学生などは、それ以外の市町村でも接種できます。ただし、そのためには接種の対象期間中に希望する自治体への事前申請が必要です。